2008-03-20

50音表を作る

 いつだったか、こどもが風邪をひきまして、保育園を数日間休まねばならないときがありました。「暇つぶしに…」と、いろはかるたを購入してきました。何度か、普通にかるたして、最初のうちは楽しかったのだけど、じきに大人も飽きてしまいます。
 やがて、風邪も治り、「どうせなので、ことわざをしっかり覚えよう」と。お風呂で、「あ」から順に一つ一つ確認をしました。案外、こどもも良く覚えているもので、大抵のものはソラでいえるようになっていたのだけど、いくつか、大人の自分も思い出せないのがありました。
 ちなみに、大人的には、「瑠璃も玻璃も照らせば光る」「葦(よし)のずいから天井のぞく」など、普段あまりお目にかかったことが無いことわざについては、かえって覚えているのに、「聞いて極楽見て地獄」のような「定番ことわざ」のほうが忘れやすかったです(とはいえ、こども的にはどれも一緒でしょうが)。
 風呂上りに、早速、絵札を50音順に並べて、一つ一つのことわざを確認してみました。その「50音順に絵札を並べる」なかに、かるたの新しい遊び方が見えました。文字通り、単に絵札を50音順に並べ直すだけなのですけど…それだけでも50音の順番をマスターすることができ、かなり楽しめました。かるたの「ひらがな積み木」的使い方です。

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