2008-05-31

さよなら三角 またきて四角

 「さよなら三角、またきて四角、
  四角は豆腐、豆腐は白い…
  …
  …光るは親父の禿あたま!」

 図書館で借りてきた言葉遊びの本に、この歌遊びが出てました。何度か読んでいるうちに、覚えてしまいました。
 本日、車で渋滞につかまった際、「じゃあ、これの新しいのをやろう」と、提案をしたところ、何を血迷ったか、息子は、この長台詞を、ヘンチクリンな曲に載せて、突如歌いだしました。いや、そうじゃなくて...と、パパ、ママで、「四角はノート、ノートは絵日記、絵日記は...」と、最初にきっかけを与えたところ、要領よく、次々と続くようになりました。
 ポイントとしては、答えを絶対に、否定しないこと。もともとの原型は「名詞→形容詞→名詞」であるが、名詞や文節が続いても可とします。ちょっとでもかすれば、とにかく何でも可とします。ある意味、「しりとり」よりも広がりが出て、面白い。「お箸は二本」に対して「二本は......ザリガニの手」と言ったこどもの答えに、ちょっとした成長を感じたり。

2008-05-26

アイデアのおもちゃ箱

 遊び方が単一的な(例えば、レール+列車のような)おもちゃは、大人のほうが飽きてしまいます。少なくとも僕は、すぐに飽きてしまいます。僕自身「一粒で何度も美味しい」遊びがしたい。無意識のうちに、そんなキーワードで、おもちゃを選びがちでした。これには「根がケチ」といった経済的な理由や、「家が狭い」という住宅事情など...ネガティブな理由も大いにありますが。
 自分は特段、「知育に関する体系的な知見」を持ち合わせているわけではないですが、願わくば「自分自身で工夫して遊ぶ引き出しのようなもの」を子供に体感して欲しいし、自分も鍛えたい、という強い思いがあります。

 最近、「『アイデアのおもちゃ箱―独創力を伸ばす発想トレーニング』(Michael Michalko著)」という書籍に出会いました。これは、おもちゃの本ではなくて、独創力を磨くためのビジネス書です。もともとは「『アート・オブ・プロジェクトマネジメント ―マイクロソフトで培われた実践手法』(Scott Berkun著)」という書籍の中で絶賛されており、とても興味を持っていました。
 早速、日本のアマゾンで調べたら、既に品切れになっていて、マーケットプレイスではもともとの定価の1.5倍くらいの値段で売られていました。「購入する価値があるかどうか」を吟味するため、近所の図書館でまず借りてみたら、これが大変すばらしい本でした。「こういうやり方で物事を見てみると、ビジネスチャンスが開けますよ」と、「頭の体操」的着想や種々のソリューション、過去の名だたる企業がビックチャンスを掴んだマーケティング上の経験談などが沢山ちりばめられています。
 ほんの一例として...「どんなものも用途によって意味が変わる」真ん中の文字は、縦読みすると「13」ですが、横に読むと紛れも無く「B」




 …というようなヒントが、随所に紹介されています。ビジネスにもプライベートにも生かせそうだったので、結局、(ちょっと高いけど)中古を購入することにしました。

 自分の着想で生まれた遊びは、何より、強い思い入れが湧きます。こどもと一緒に、遊ぶことに、より積極的になれると思います。

2008-05-25

ドミノアート!?

 先日、デパートに行った際、「半円型のいろいろな色のマグネットを、お題を見ながら白い大きなプレートにぺたぺたと貼り付け、文様や絵を描く玩具」が売っておりました。先に、ドミノの項で、国旗を作るパターンを紹介しましたが、「これなら、ドミノでできるはず...」と、早速エクセルを使って、お題を作ってみました。第1弾「お花」です。



縦10枚×横10枚、合計100枚のドミノを使って、ドット絵のような設計図を作ります。それをお手本にしながら、同じ絵を作り上げます。お題のクオリティはともかく、息子の食いつきもボチボチ良くて ^^



 調子に乗って、もっと沢山お題を作ってあげよう、と、考えているところです。100枚のドミノを使えれば、ちょっと手の込んだ国旗なども作れそうです。
 

2008-05-24

我が家のちょっとした大喜利

 うちに「ベイビー・アインシュタイン ことばカード」というものがあります。29枚のカードが入っています。「たいよう」「ぶた」「しょうぼうしゃ」「きょうりゅう」など...いろいろなカードが入っています。このカード、対象年齢は、0~3歳と書いてありますが、小学校の女の子でも十分楽しめたし、無論、大人も頭を捻って遊べます。
 カードの裏には、子供との会話が膨らませるための「話しかけのヒント」なる種々のセリフが書いてありますが、実はそれ自体はあまり使ってません。
 うちで楽しんでいる遊び方は、以下の通りです。

*******************
(1)まず、カードを人数に分けます。
(2)最初の人を決めて、一枚場に出します。
(3)次の人は、その場に出たカードの脇に、自分の手札から、一枚、カードを出します。その際、重要なことは、「何らか必ず共通点があるカード」であること、です。

例えば、場のカードが『ぶどう』で、自分が出したカードが『まめ』である場合...

(回答者) 「『ぶどう』と『まめ』はおともだちです」
(みんなで)「なんでですか?」
(回答者) 「りょうほうともみどりいろだからです」
(みんなで)「あー、そうですね」

(4)次の人は、『まめ』の隣に、自分の手札から一枚出して、説明をする...。
(5)以下、繰り返し
*******************

その共通点は、何でも良くて、
 ・食べられるから
 ・3文字だから
 ・動物だから
 ・鳥だから
 ・色が一緒だから
 ・形が似ているから
 ・乗り物だから
 ・ちいさな「ょ」がついてるから
 ・「゛(だくてん)」がついてるから

と、各々の回答者の意思に任せます。

我が息子の珍回答...

(むすこ) 「『ぶどう』と『いぬ』はおともだちです」
(みんなで)「なんでですか?」
(むすこ) 「りょうほうとも『レーズン』だからです」

 # 我が息子は、散歩中の犬の肛門を指差し、いつも「レーズン」と呼んでいます...。
 # おー、きたねーなー、座布団持ってけ! (by 三波伸介)

2008-05-23

「大きな古時計」

 大昔、沖縄に出張したとき、機内のラジオで平井堅がかかって、以来好きになりまして。数年前、「歌バカ」が発売された時、速攻で購入しました。PVのDVDがついていて、それを子供と一緒にみてたら、子供も平井堅が大好きになりました。以降、ラジオで平井堅がかかったり、テレビに出るごとに「あ、これ堅ちゃん、堅ちゃん」と分かるようにもなりました。特に「Pop star」は、子供でも楽しめるぬいぐるみが出てきて、子供もかなりお気に入り。また、「キミはともだち」は、子供でも分かりやすいアニメ仕立てになっていてこれも秀逸。平井堅の曲は、しばらく、お風呂に入るときにいつも聞いていて、我が家のバスタイムのいいタイムキーパーにもなっていました。
 平井堅といえば、「大きな古時計」。定番の童謡を大人が真剣に歌っている姿がなんとも印象的。この「大きな古時計」を、二人で歌う、という試みですが、ただ歌うだけでも面白くないので、交互に歌う際、一文字ずつ、二文字ずつ、三文字ずつ徐々に増やしていきます。

「お」「お」「き」「な」「のっ」「ぽ」「の」「ふ」「る」「ど」「け」
「おお」「きな」「のっ」「ぽの」「ふる」「どけ」「いお」「じい」
「おおき」「なのっ」「ぽのふ」「るどけ」「い、おじ」

単純な遊びなんですけど、ボチボチ楽しめます。渋滞のお供にも。

2008-05-22

お蕎麦クイズ

 近所に「砂場」という名前のお蕎麦屋さんがある。注文配達用の写真つきのメニューがマンションのポストの中に入っていた。何度か我が家も注文したこともある。この砂場のメニューを読むことが、どういうわけか、最近の我が家の寝る前の日課になっている。メニューの名前を読んだり、「海老の天麩羅が載っているお蕎麦はどれですか?」などという質問は、だいたい一巡してしまった。
 最近ブームなのが、「この中で一番好きなメニューを、いっせーのせで、当ててみましょう、せーの、これ」と、親子で、せーので指差す。見事それが一致したときには、「あー、親子だね、親子だね」と言いながら、抱き合って、大げさに喜ぶ。
 その他、動物園クイズ、というのもあって、「黄色い動物を思い浮かべてください。せーの、『キリン』」「一番大きな動物を思い浮かべてください。せーの、『ゾウ』」と言った連想ゲームも面白い。これも、見事それが一致したときには、「あー、親子だね、親子だね」と言いながら、抱き合って、大げさに喜ぶ。

 ファミレスで注文したあとの待ち時間にメニューを使って遊んだり、あるいは、複数家族が集まるちょっとしたイベント時、家族対抗で、好きな動物、好きな食べ物などを、家族ごとに「せーの」で言って、家族のチームワークを競う、などというゲームも楽しそうです。

2008-05-14

ドミノで塔を作る その2


こどもの背の高さにもう少しで届くくらい。
完成形 その2 です。

2008-05-12

ドミノで塔を作る


 ゴールデンウィークにデパートに行ったら、おもちゃ屋さんで輸入物の積み木が売っていた(名前を失念してしまいました)。その積み木の「ウリ」は、「すべて同じ形」ということ。2×4×8(だったかな?)の大きさの直方体で、同じ形ゆえに、バランスよく、いろいろな形の塔やら何やらが作れるそうです。
 それをヒントに、家に帰って早速ドミノで塔を作ってみました。まず、適当に円を描いて、その上に、ドミノとドミノの間にドミノを置いてゆく。レンガ積みの要領で積み上げていくと、非常に安定的な塔が作れます。徐々に屋根を狭めていけば、スマートな塔が作れます。カマクラのように入り口を作ることも可能です。

 そして完成図はこちら。

絵日記を書く


 絵日記を書くことが習慣化している。本人的には、書かないと一日が終わったことにならないようだ。
 「あいうえお」がボチボチ書けるようになってきていて、ひらがなの書き順は全然だめなのだが(=まるでタイ文字のようだ)、とにかく、その日のことを一生懸命記録しようとしている。ひらがなを書く練習も必要なのだが、日本の教育では、主に、文章を組み立てる事をあまりじっくりやらないので、将来的に、文章の組み立て、構成力がつけばうれしい。
 絵日記は主にママ担当である。

2008-05-07

「質問力」を磨く

 斉藤孝氏の「質問力」という本を読んだ。氏は東大の受験勉強中、ある境地に達した、と言う。問題を解きまくっていたら、あるとき、出題者の意図が手に取るように分かるようになった、と言う。それ以降、どんな問題でも解けるようになった、と言う。「質問力」というキーワードは、それ以来、僕自身、意識的に考えるキーワードになった。仕事で、ヒアリングをするときなどはもちろんのこと、プライベートで、例えば住宅展示場に言ったとき、プロの営業マン相手に、うならせるような「いい質問」をしたときは、かなりの快感である(嫌な客だ...)。

 さて、そこまでの域には全然達していないが、こどもとちょっとした時間を潰すとき、バスに乗っているとき、相撲中継を見ているとき、散歩しているときなど、なるべくこどもに「クイズ」を出すようにしている。

 ・このお相撲さんの名前の中で知っている漢字はありますか?
 ・窓から見える車は何台ありますか?
 ・ちびまる子ちゃんで、めがねをかけている人はだれがいますか
 ・靴屋さんがあったら教えてください?
 ・おさるのジョージのお友達の博士の名前は?

 しかも、交互に質問を出し合い、こどもがクイズの出題をする機会をより多く作るように心がけている。
 積み木で遊ぶときなど、積み木を半分に分けて、こどもと親が「同じ数・同じ形」の積み木をそれぞれ持っている状態にする。その後、どちらかが出題者、どちらかが回答者になり、出題者は自由に木を積み上げて、適当な形を作る。そのお題について、回答者に同じ形を作らせる。これを交互に出題しあう。大人が回答者側になった際には、わざと間違えて、出題者のこどもに、どこが間違っているかを指摘させたり...。

 「質問の出題者」を担わせることにより、その同種の質問への理解度をより高めることができるのではないか、と考える。クイズなどは無数に存在する。より面白いクイズを出して、それを体感させることにより、創造力の引き出しをどんどん増やせるのではないか、と期待している。

2008-05-05

「あざらし」→「しらざあ」

 動物のカードや、フラッシュカードなどがあれば、かるたの要領で、新しい遊びができます。
 まず、カードを、「かるた取り」の要領で適当に撒きます。読み手は、カードの単語を「さかさま」から読みます。「さる」なら「るさ」、「にわとり」なら「りとわに」、「かば」なら「ばか」など。こどもも大人も、脳みそをグルングルン回して、カードを探します。
 時に、読み手を変えても良いでしょう。ひとりずつ順番にカードを読むと、みんな言葉の訓練になります。ひらがながカードに表記されている場合は比較的簡単ですが、表記されていない場合などは、逆さ言葉を頭の中で組み立てる必要があり、大人でもかなり間違えてしまいます。